いっとき、産業革命以前のお菓子、っていうのをテーマに
あれこれ食べては家で再現してたのですが
一時の情熱はどこへやら...
昔っからあるお菓子って、余計なものを加えなくても美味しくて
構成がシンプルだから家で作るのにピッタシ...だと思うのでありんす。
だけど、どーしてもうまいこといかないのが、パネットーネ酵母を使った
イタリアのブリオッシュ=クリスマスのアレです、パネットーネ&パンドーロ。
どうして、あのフワッと感がでるのだ?
おまけに日持ちもいいし。

復活祭のコロンバ(鳩の意味)は復活祭特有の菓子の一つである。
このお菓子について伝説が2二つある。 六世紀の中ごろ、王アル
ボイノがパヴィア市を包囲した時、平和の象徴として鳩の形をした
菓子パンをもらったということである。
また、1176年にレニャノの戦闘にさかのぼっているという伝説もある。
そのとき、ロンバルディーア同盟はゲルマン王の赤ひげフェデリー
コと戦うことがあった。 司令官の意志では鳩の形をしたパンを作られ
た。というのは戦闘中、いくつかの鳩がロンバルディーアの旗に止ま
ったからである。 しかし、1900年の初めにミラノのモッタ会社はクリス
マスのパネットーネのみたいな復活祭にむけ菓子を考案した。 伝統
的コロンバは小麦粉、バター、卵、砂糖、ドライオレンジ皮で作られ
る菓子である。 コロンバの上にはアーモンドと砂糖でまきちらされる。
www.イタリアitより
3月の終わりに買って、冷凍庫で眠っていた一切れを
ちょっとあぶって食べました。
もともとは、すんごく大きなハトの形をしてた、ラ・コロンバ。
イタリア版、復活祭のお菓子で、
Dalcolleってお菓子会社のものです。
セオリーどおりに、表面には白いアラレ糖とアーモンドがまぶしてあり、
中にオレンジの皮の砂糖煮が入ってました。
お砂糖が貴重品だったころのお菓子ってかんじ。
生地自体は甘ったるくなくてイケてます。
イースターケーキって、未だそんなにポピュラーなものじゃないけど
有名ベーカリーが、ガレットデロアを売るようになったから
これもいつか流行るのかしらん?
(オマケはつかないからなー。難しいかもしれん)