Saturday, May 10, 2008

la colomba 冷凍庫のコロンバ

いっとき、産業革命以前のお菓子、っていうのをテーマに
あれこれ食べては家で再現してたのですが
一時の情熱はどこへやら...

昔っからあるお菓子って、余計なものを加えなくても美味しくて
構成がシンプルだから家で作るのにピッタシ...だと思うのでありんす。

だけど、どーしてもうまいこといかないのが、パネットーネ酵母を使った
イタリアのブリオッシュ=クリスマスのアレです、パネットーネ&パンドーロ。
どうして、あのフワッと感がでるのだ?
おまけに日持ちもいいし。

italian brioche

復活祭のコロンバ(鳩の意味)は復活祭特有の菓子の一つである。
このお菓子について伝説が2二つある。 六世紀の中ごろ、王アル
ボイノがパヴィア市を包囲した時、平和の象徴として鳩の形をした
菓子パンをもらったということである。

また、1176年にレニャノの戦闘にさかのぼっているという伝説もある。
そのとき、ロンバルディーア同盟はゲルマン王の赤ひげフェデリー
コと戦うことがあった。 司令官の意志では鳩の形をしたパンを作られ
た。というのは戦闘中、いくつかの鳩がロンバルディーアの旗に止ま
ったからである。 しかし、1900年の初めにミラノのモッタ会社はクリス
マスのパネットーネのみたいな復活祭にむけ菓子を考案した。 伝統
的コロンバは小麦粉、バター、卵、砂糖、ドライオレンジ皮で作られ
る菓子である。 コロンバの上にはアーモンドと砂糖でまきちらされる。

www.イタリアitより

3月の終わりに買って、冷凍庫で眠っていた一切れを
ちょっとあぶって食べました。
もともとは、すんごく大きなハトの形をしてた、ラ・コロンバ。
イタリア版、復活祭のお菓子で、Dalcolleってお菓子会社のものです。
セオリーどおりに、表面には白いアラレ糖とアーモンドがまぶしてあり、
中にオレンジの皮の砂糖煮が入ってました。
お砂糖が貴重品だったころのお菓子ってかんじ。
生地自体は甘ったるくなくてイケてます。

イースターケーキって、未だそんなにポピュラーなものじゃないけど
有名ベーカリーが、ガレットデロアを売るようになったから
これもいつか流行るのかしらん?
(オマケはつかないからなー。難しいかもしれん)

2 comments:

satomi said...

やっとフィードリーダー使うようになって初めて気づいたんですけど、cavacavienさんの写真って、私の殺風景なフィードリーダーの中ではオアシスですわ。レイアウトが変わると余計に写真の瑞々しさが際立ちますねー:)

cavacavien said...

どーもどーも^^

なんかねー。最近、目が悪くなってるようで、画面みるのがしんどいんですょ。
...お手元メガネ買いました。しくしく