かの吸血鬼ドラキュラ伯も、彼女の美肌に惹かれて(?)接近を試みたものの
その柔肌に似合わぬ強烈な匂いのせいで
退散しちゃったという、にんにく。
乾燥させる前の雪白柔肌な新にんにくを見つけて
おもわず手にとってしまいました。
この匂の宮、にんにく姫に
お似合いの相方を探してあげなくっちゃ。よし!
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にんにくしょうゆ漬け
東の相方:しょう油
1ヶ月したら、にんにくを取り出しちゃいます。
Garlic+Soy Sauce+Sake飯田橋にあるホテルエドモンド地下のレストラン
「平川」のガーリックライスが
好きなんです。焼肉屋のにんにくバンバン!っていうのを期待して
このガーリックライスを食べた友達は、こんなの違う!と大騒ぎ。
ワタシはこのおだやかさがいい、と思うんだけど
好みの違いはしょうがない。ね。
鉄板越しにうかがったお話によると、
年に数回大きなステンレスの容器ににんにくしょうゆ漬けをどーんとまとめて作るのだそう。
しょう油の中でにんにくがシュクシュクと発酵し
いい味のタレになるらしい。
ときどき発酵が進んで、ステンレスのフタが吹っ飛ぶこともある!とか。
・・・発酵して、なれた味になっていくんですねえ。
家でつけるときは、フタを吹っ飛ばして台所をスプラッタ状態にするのを
避けねばなりません(笑)。なので、冷蔵庫で静かに保存がマスト。
去年までのしょう油漬けは、にんにく+しょう油onlyだったのですが
今回は、酒のチカラも借りてみることにしました。
といっても、超イージーで、煮きった酒としょう油を合わせたところに、
1片ずつにバラしたにんにくをボンボン漬けていくだけ、というもの。
薄皮はつけたままです。
2日くらいで、にんにくの匂いがしょう油に移ります。
茹で野菜にかけて食べると、んっまい!(*^^*)
茹でたモヤシと貝割れ菜+にんにくしょう油+
すりごま+干しえび+ごま油+酢家で昼ごはんの日は、ダイエットも兼ねて
茹で野菜300gトレトレ大作戦!(tres! tres! って書くといいね♪)
たまたま買った
栄養と料理2005年10月号に載っていた
「分とく山」料理長、野崎洋光氏の8kg減量の記事、面白かったです。
プロの健康管理は参考になりますね。
これで、ポンポコ腹をへっこませねばだわw
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にんにくコンフィ
西の相方:オリーブオイル
このままパンにつけても、んっま~♪
Boiled Garlic+EX.V.Olive Oil怪しげな記憶の端っこに、これは小野清彦氏の著書にでていた、とメモリされています。
うーん。たぶんそうだったはず。でも確信はナシ。
それなら、本で確認するべきですが、手元にないのです。
誰かに貸したままなのか、引越しのとき処分したのか。
ダイタン!なレシピだったので、覚えているような。。。
薄皮をむいたにんにくを2回くらい茹でこぼすと、刺すような強烈な匂いが和らぎ、おだやかな香りに。
最後はひたひたの水と塩少々で茹でて、粉ふきいもみたいに水分を飛ばし、火を止めます。
フォークの背でつぶし、オイルでのばしたら
煮沸したビンに詰め、最後にまたまたオイルでフタをします。冷蔵庫か冷凍庫で保存。
このまま食べると、ホクホク♪おいもみたいで美味しい、というのが(たぶん)小野清彦氏のオリジナルだったかと…でも、いくらやさしい香りになったとはいえ、
そこはホラ、にんにくだから(汗) マッシュポテトのつもりで食べたら・・・
ドエライことになりかねません(大汗)ランチにマッシュにんにく?
こわくて外に出られませんっ(滝汗)なので、オイル漬けにして使ってみよー♪となりました。
冷凍庫で保存して、味噌に混ぜて使ったり、マヨネーズに混ぜたり、スープ作るときにポトっと落としたり、etc...バジルのペストを作るときにも使っています。
もうひと味、足りないぞぉ!というときの強力な助っ人
茹でにんにく+オイルのカップル=にんにくコンフィです♪(このネーミングはちと怪しいですが、語感がカワイイのでユルシテ!)
.ps)CONFIT(コンフィ)砂糖、無色の蒸留酒、酢に漬けた果実や野菜。また脂肪に漬けて保存した豚、がちょう、鴨、七面鳥の肉。
CONFIRE(コンフィール)果物や野菜を砂糖、無職の蒸留酒、酢に、肉を脂肪に漬けて保存すること。
ラルース・フランス料理小事典より。.● ●● ●● ●●● .
一週間ぶりのPOSTのせいか、
いやがらせのように長いですね(汗)すいません。
も少しお付き合いくださいませね。
新にんにく、白から緑のきれいなグラデーション。
これを10個むきました。
にんにくに触った2秒後には、足の裏側からもその匂いが発せられるのだと教えられたときは、
びっくり!&ビビったものです(笑)
免疫力のアップ、善玉コレステロールのアップ、強力な殺菌作用etc...と
健康ブームの先端を行くにんにくですが
果たして全ての人にむいているのだろうか?
そんなギモンから、モノと人との相性を測る
ドイツの機械で計測していただいたところ、
ワタシには生にんにく、強すぎ。もう10年以上前のことです。
「しょう油漬けにして採ってみたらいいんじゃなーい?」とのゆるーいアドバイスで始めた、
にんにくとのお付き合い。ときどきバリエがかわりますけど、しょう油漬けははずせません。
尊敬する、Andrew Weil博士は、もっと生にんにくを!とその著書で仰っていますが
これには素直に「はーい」と従えない、のでした(汗)さてさて、さっくり書くのが正しいブログのありかたと知ってはいても
どーしても、ずるずる~っとした癖がぬけません。
超長文をここまで読んでくださって、有り難う御座いました!多謝。
ブレスケアなんて気にしなくていい週末に
美味しいにんにく料理食べて
このヘンてこな季節を乗り越えましょう(○^0^○)//おー!
Bon week-end!