Wednesday, June 28, 2006

お茶の匂ひ Scent of Tea

リラクゼーショングッズとして
茶香炉というのが流行りそう・・・

ほんとかいな?

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じめじめ~っと蒸し暑くなってくると
夜帰ってきてドアを開けるとモワ~~っとした空気が充満してて
ちょおっと、やなかんじなのだ。ニャー。






ここはひとつ、いい匂いのお線香を焚いちゃろ~♪と出かけた先は
神楽坂にある、"香舗 椿屋"さん。
カッコイイ名前のお線香を買ったついでに、古くなっちゃった茶葉の使い方を教えてもらいました。


茶香炉も、いいものですよ」
は?チャコール?あ。チャコウロ。なんでしょう、ソレ?


よく聞けば、それはアロマバーナーと同じつくりのもの。
ローソクで温める皿の上にのっているのがアロマオイルではなく茶葉、
という点が違うだけだとおっしゃる。ほうじ茶作りと似たようなコトだけど
弱火の遠火なので、ゆるゆると薫るのだそう。

香木を焚くなんて(お金のかかる)ことはできないけれど、茶葉ならカンタン♪
でも、香炉を買うのはちょと遠慮したい・・・。

それならば、ということで家にある器を使ってできるキット(?)を揃えていただきました。
・灰
・たどん(雪だるまの目といえばコレ?!)
・銀葉(ガラス板)





器に灰を入れ/全体に火の回ったタドンを香炉の中央にいける/中心に向かって灰を高くかきあげ/頂上に小さい穴(火窓)を開け/銀葉(ガラス板)をのせ/茶葉を置く
・・・・いただきま~・・・食べられませんって(+__+;


お香の世界に興味深々な今日この頃。とはいっても、あの優雅な遊びの席に並ぶには古典を知らなくてはならない、ということで腰が引けっぱなしです 。とほほ。
でも天然の匂いをかいでるだけで気持ちいいなら、それでヨシか、な?!

椿屋さんのHPをみると
香薬として、料理に使うスパイス類も紹介されています。カレーに使うターメリック、
角煮につかう八角、ケーキに入れるシナモンだって調合すればお香として焚くことができるんだ~。

ふっふっふ。これで、楽しみがふえました。

そのうち、セイジを焚いちゃろ~っと。
(アメリカンインディアンの気分になりきるのだ。ローリングサンダーみたいに!?)

料理好きの台所には焚けるものあるはずだから、こんな遊びでカンタンにリラックスできちゃうかも?ですね。






香水(parfume:仏)語源はこんなとこに・・・へぇ×3

煙(フューム)を通して(パー)が「パヒューム」の語源で、古くから宗教儀式に香が焚かれました。
今日の香水文化はまだ歴史が浅くほんの三百年ほどで、香と人との関わりは洋の東西を問わず供香が中心でした。~
"香舗 椿屋"HP「供香 煙を通して」より引用


煙を通して=par fumeで香水 ふうむ。フランス語は英語より古い言語だとかで、時々漢字みたいな作りの言葉があるのですがコレは知らなかった。メモメモ(汗)

12 comments:

MarHear said...

ちょうど昨日のNHK「ゆるナビ」で御香の空焚を紹介していて、いいな~と思っていたので、茶葉で香炉というのもビビッと来ました(笑)。

Anonymous said...

コメント有難う。キツリフネは黄色のツリフネソウのことです。あとピンクがあります。

cavacavien said...

>marhearさん
そっかー空焚っていうんですね。
ありがとー。

ボブディラン、まずレンタルで観てビビビッだったら買おうかと思いますっ!

cavacavien said...

>hamukoさん

ツリフネソウが正式名なのですか。
名前をしると、道端の花が雑草ではなくなりますね。ありがとうです!

satomi said...

おっと~、香道。去年1回お試しして楽しかったです。香りを当てるんですよね、太陽の香りと月の香りをランダムに出したり。スコアの方はサッパリでしたが!

Anonymous said...

お茶の葉を焚くとは聞いてましたが、このようにやるのですね~。
おうちに帰ってサワヤカなお茶の香りがしたら気分いいですね!
他のスパイス類もいけるんだ~。何がいいかなー。あ、ローリエが余ってる!!

TB挑戦させていただきます。

Raizo TANAKA said...

 面白そうですね。
「匂い」っていうのは、五感の中でも、かなりウェイト高いですよね。
 記憶も、匂いと結び付いているものは、その匂いを嗅ぐと強烈に甦るとか…。
 
 いい匂いで空気を満たしておくと、いいものが書けそうですね=)。
 いい音楽と過ごしても良いのですが、本当に集中したい時は、ちょっと困るかなぁ。

>香と人との関わりは洋の東西を問わず供香が中心でした。~

『源氏物語』の頃、着る前の十二単の中にお香を焚き染めて、匂いを服に付けた、と何かで読んだ気がします。
 ガセネタかも知れませんが…。
 日本の香文化って、ひょっとして歴史古い?

cavacavien said...

>satomiさん

香道!!あれはスゴイですー。貴族のお遊びだったのか?

>太陽の香りと月の香りをランダムに出したり。
高度な頭の体操だわ。レンタルビデオでみたイタリアの高級娼婦の物語の中で、アタマとカラダチームに分かれて言葉のゲームっていうのがあったけど似てるかも。昔の遊びは面白いですなぁ。。。にしても優雅つーか。

cavacavien said...

>ヤミーさん
>ローリエ
それにしよう!ターメリックとかやったらあかんよね(笑)

夕べふらふらで帰ってきてみたポンデケージョすごい!っと思いました。今日もクリックしちゃいましたよ。ココで宣伝してみよう(笑)

cavacavien said...

>kamimuraちゃめさん
>記憶も、匂いと結び付いているものは、その匂いを嗅ぐと強烈に甦るとか…。
あ。アル・パチーノの映画でありましたねー。小説では、匂いからはじまるミステリーとかありまっか?

いい記憶にリンクした時の脳みそってすごく活性化?しそう。いい音楽もそうですね♪

>十二単に焚き染め
たのは、邪気をはらうとかの意味もあったかもしれないなとおもいますー。
んなわけで今のワタシにゃ日本の(香)文化=異文化みたい。フランス料理より実は面白かったり(笑)

Anonymous said...

結婚した時香炉プレゼントしてくれた人がいました。いまだ使わずなのにアロマは。苦笑
此方ではお線香の長いもの ことにインドの薫りのものが流行。それに日本のお線香も。灰の上に立てるのでなくそれ専用の長い笹の葉のような木作り。斜めに立てて灰が少しつつ落ちるのを受け止めるように。
セージの花が枯れ切らないと木が傷むので今日は。沢山沢山あるので活用方法があるのか考えているところです。
長々腰を落ち着けてしまい御免なさい・

cavacavien said...

>fleur de sel恵美さん

インドのお線香もいろいろあって楽しいですね。細長い木製のお香立て、うちにもあったかも・・・。

セージ、ちょっと焚いてみたらいい匂いでした。空気が澄んだような気がしましたよ。お祝いにいただいた香炉をぜひ使って、お試しくださいな~。